歯科健診をしばらく受けていない人が確認したいこと
久しぶりに歯科健診を受けるときに確認される内容、相談しておきたい症状、受診前に整理しておくとよいポイントを紹介します。
「しばらく歯科医院に行っていないけれど、どんなことをされるのだろう」と不安に感じる方は少なくありません。痛みがないと受診のきっかけをつかみにくいものですが、歯科健診は虫歯や歯周病の早期発見だけでなく、今の口の状態を知る機会になります。
久しぶりの受診でも、特別に構える必要はありません。気になっていることを整理しておくと、診察時に相談しやすくなります。
健診で確認する主な内容
歯科健診では、虫歯の有無、詰め物や被せ物の状態、歯ぐきの炎症、歯石の付着、噛み合わせ、清掃状態などを確認します。必要に応じてレントゲン撮影を行い、見た目だけでは分かりにくい歯と歯の間や骨の状態を確認することもあります。
歯ぐきの検査では、歯周ポケットの深さや出血の有無を確認します。出血がある場合でも、すぐに重い病気と決めつける必要はありませんが、歯ぐきに炎症が起きているサインの一つとして確認します。
受診前に整理しておくとよいこと
健診前には、次のような点をメモしておくと相談しやすくなります。
- しみる、痛む、噛むと違和感がある場所
- 歯ぐきから出血するタイミング
- 詰め物や被せ物で気になる部分
- 口臭や乾燥感
- 最後に歯科を受診した時期
- 持病や服薬中の薬
症状が軽くても、いつから気になるのか、どんなときに出るのかを伝えることで、確認すべき場所が分かりやすくなります。
久しぶりでも怒られる心配はありません
「長く行っていないから注意されそう」と心配される方もいます。しかし、歯科健診の目的は責めることではなく、今の状態を把握し、これからどうケアしていくかを一緒に考えることです。
磨き残しがある場合も、どこが苦手なのかを確認し、歯ブラシの当て方や補助清掃用具の使い方を見直していきます。自分に合う方法を知ることが、次のトラブル予防につながります。
治療が必要な場合も優先順位を確認する
健診で虫歯や歯周病の治療が必要と分かった場合でも、すべてを一度に進めるとは限りません。痛みの有無、進行の程度、生活予定などを踏まえて、治療の優先順位を相談します。
不安なこと、費用や通院回数、治療の選択肢についても遠慮なく確認しましょう。
気になる症状は早めに相談を
痛みがない時期に受診すると、口の状態を落ち着いて確認しやすくなります。しばらく歯科健診を受けていない方は、まずは現在の状態を知るところから始めてみてください。
